2013年1月24日木曜日

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著者:横山秀夫
発行:文藝春秋
値段:1900円+税
 この人の作品、これまでに「半落ち」など読みましたがそれなりに面白かったのです。それに加え、この帯の文言につられて買ってしまいました。警察小説です。人が入り組んでややこしい。組織のひずみをぐちゃぐちゃと並べ立てられていて騙し騙されでなんだかなあという展開。上下関係の厳しさを訴えながら平気で上下が逆転する(これがおもしろいのかもしれないが)。現実味のある話でありながら現実味に欠ける、という内容でした。

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