ソルジェニーツィン、当時はその内容に驚きました。
https://bookmeter.com/books/916766
追放で済んでよかったのかもしれません。
新潮社発行です。
新シリーズ、待っていました。
値段:857円+税
実は、伊坂さんの本は2冊目です。本は何回か買っていたのですが、読み進めることができなくて、何度も挫折していました。やっと1冊読み終えることができたのが、「マリアビートル」でした。次々と人が入れ替わって書かれていて、70ページほど読んでいって、やっとなじめてきました(1冊目)。で、これが結構面白くて、どんどん読んでいくことができ、終わりまでよんだのでした。
結構はまってしまい、2冊目選んだ本がこれでした。
さて、2冊目のこの本。この本は100ページくらいまで一気に読まないと、登場人物をなかなか覚えられない人には途中で止まってしまいます。でも、100ページ目くらいからはスピード感のある展開で面白かった。終わり方については、事件を仕掛けた中心人物をやはり突き止めて成敗してほしかったのですが、作者はそれはよほど現実的解決ではないと思ったのだと思います。
とはいえ、最後のはんこにシルされた文字で満足できる終わり方でした。
発行:中公文庫
値段:640円+税
映画になる(なった?)ようです。コミカルな小説でしかも読みやすい。切実感があるもののなんとなく乗り越えられていくストーリーで一気読みできます。これはお薦めです。